男性が蜂の子を摂取するメリットとは

蜂の子に含まれている栄養素が精力を上げる

亜鉛とアルギニンが精子の質を高める

蜂の子には、男性の精力を上げる栄養素が多く含まれています。
特に、亜鉛とアルギニンは精子の質を高めるためには必要不可欠な栄養素です。

亜鉛は精子の形成に使われ、前立腺や精液中に多く含まれています。
精液中の亜鉛濃度が高いほど、精子の数が多い傾向があるといわれています。
また、亜鉛は、脳を興奮させるホルモンである「テストステロン」の合成にも欠かせません。
このテストステロンは、生殖機能においては性欲を高めたり、精子の質や量を改善したりする役割があります。

アルギニンも精液の主成分の一つで、精子の量を増やして運動量を高める働きがあります。
精液の約8割以上を、このアルギニンが占めているともいわれています。
また、アルギニンは勃起の固さにも強く影響をしているため、摂取することで射精の放出量にも良い影響を与えます。

血流を良くして精力を上げる

血流の悪化は、勃起に悪い影響を与えます。
蜂の子には、血流を良くする栄養素が豊富に含まれているので、精力を上げる効果に期待できます。

その中でもタウリンは、コレステロール値を低下させて血流の悪化を防ぎつつ、亜鉛の消費を防いでくれます。
また、ナイアシンは毛細血管を広げる作用があるため、血行促進に役立つのです。

その他に蜂の子には、悪玉コレステロールを回収する働きがある善玉コレステロールの合成を促進するパントテン酸と、マグネシウムが含まれています。

蜂の子に含まれている栄養素が副交感神経を高めるホルモンになる

男性の精力には、自律神経の副交感神経の働きも重要です。
自律神経である交感神経と副交感神経は、血管の拡張や収縮に深く関わっていますが、勃起の場合は副交感神経が優位に働いているときに起こりやすいといわれています。
したがって、精力を上げるためには、この副交感神経の働きを高めることが大切です。
そして、この副交感神経の働きを高めてくれるホルモンが、神経伝達物質であるセロトニンです。

蜂の子に含まれているトリプトファンやメチオニン、ナイアシンやマグネシウムは、セロトニンの生成に必要不可欠な栄養素です。
これらの栄養素を十分に摂取することで、セロトニンが増えて副交感神経の働きが正常に保たれます。

蜂の子に含まれている亜鉛が薄毛を防ぐ

男性ホルモンの一種であるテストステロンは、髪の成長を促す働きがあります。
しかし、このテストステロンと毛母細胞にある「5aリダクターゼ」という酵素が反応することによって作られる「ジヒドロテストテロン」は、髪の成長を阻害してしまうのです。

この5aリダクターゼを抑制する働きがある蜂の子の栄養素が、亜鉛です。
亜鉛は、5aリダクターゼを抑制するだけでなく、テストステロンの合成にも関わっています。
さらに、亜鉛には体内に取り込まれたタンパク質を、髪の主成分になるケラチンに合成する働きもあります。

蜂の子に含まれている栄養素がメタボを防ぐ

男性は、女性と比べて内臓脂肪がつきやすいといわれています。
この内臓脂肪型の肥満を持つ人が、高血圧や高血糖、高脂血症のうち2つ以上を合わせもった状態を「メタボリックシンドローム」といわれています。

蜂の子には、代謝をサポートしてくれる栄養素が多く含まれているので、健康的な体型の維持に役立ちます。
その中でも、炭水化物や脂質の代謝に関わっている栄養素が、マグネシウムや亜鉛、ビタミンB2です。
ビタミンB1は、主に糖質の代謝をサポートしてくれます。

また、必須アミノ酸の一種であるヒスチジンは、体内でヒスタミンに変換されることによって神経機能に働きかけ、脂肪細胞において交感神経を刺激し、脂肪燃焼を促します。
さらに、BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)が筋肉の合成を活性化させ、脂肪を燃焼しやすい体へと導いてくれるのです。

このように、蜂の子に含まれている様々な栄養素が、男性の脂肪蓄積を防ぎ、健康的な体型維持をサポートしてくれるのです。
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